「記憶の棘」
2009年 04月 12日
10年前に亡くなった夫が、10歳の少年として生まれ変わってきた?というミステリー。
ニコール・キッドマンが、ショートカットでイメージを一新し戸惑う未亡人を好演。やっぱ綺麗な人はどんな髪型でも美しいね。
怪しい少年役は、最近よく見かけるキャメロン・ブライト。あのふてぶてしさは確かに凄い。殴りたくなるのも良く分かる(笑)
結局、本当にこの少年は亡き夫の生まれ変わりかどうか明確にされず、うやむやな展開になり、元の鞘に収まるという終わり方ですっきりはしませんが、如何にもリアル。
私的には、この少年は亡き夫の生まれ変わりであると思います。ただあまりにも自分が生前妻に不義理を働いていたことを思い出し、自らその記憶を封印したと考えます。おそらく生前は身勝手でどうしようもない男だったんでしょうね・・・
ちなみにオープニングがなかなか不気味。雪景色の中を黒い影がジョギングしているんですが、雪の中を走っているのに足跡がない・・・こいつが死んだ夫なんですが、なんか怖い。