「少林少女」
2008年 04月 27日
柴咲コウ主演、本広克行監督作品。
チャウ・シンチーが製作を勤めるということで、どういった映画になるだろうと一抹の不安を胸に秘めて見に行きましたが、予想通り最低の映画でしたね(笑)
やっぱ本広克行監督は演出や物語の運びが下手すぎます。少林寺をサッカーではなくラクロスにするというのはまあいいでしょう。でもそれなら少林サッカーみたいにラクロスで何かを成し遂げるみたいなお話にしなければならないのに、唐突にお話が死亡遊戯になってしまう・・・まったくなんでもかんでも突っ込めばいいというもんじゃないでしょ?
柴咲コウが1年に渡って少林寺を学んだというそういう過程もあまり生かされておりません。確かに少林の型は、きちっとできているなと思いますが、動きが加わるとなんかCGに頼り過ぎてメロメロになっているのがね・・・
それにせっかく少林サッカーのでぶとメガネが来ているのに、見せ場はアレだけ???というのもね・・・
そうそうエンディングのラクロスの試合が一番面白かったりします。ホント少林サッカーの2番煎じでも、これに徹して撮れば良かったのに。