「モーターサイクル・ダイアリーズ」
2006年 01月 13日
キューバ革命の指導者として世界中から今も尚愛され続ける革命家「チェ・ゲバラ」と、彼の生涯の親友となったアルベルト・グラナードが若き日に旅をした記録を元に製作された作品。
とはいえ、本作品は政治色豊かな作品というわけではなく、まだ若かりし頃のゲバラが放浪の旅で感じた様子を淡々と描いたもので、ロードムービーとして楽しめる作品となっています。
特に南米の遺跡の数々は素晴らしく、あの壮大な自然美に比べるとなんて人間って小さい存在なんだろうと圧倒されます。
また南米旅先での人のふれあいで、貧しい人たちを助けたいという願いが、のちに革命家として立ち上がるきっかけになったんだろうな・・・
映画としては本当に淡々とした映画なので、ちと後半退屈なんですが、良く出来た映画だと思います。