「スタンドアップ」「THE有頂天ホテル」
2006年 01月 14日
「スタンドアップ」を見てきました。
クララ・ビンガムとローラ・リーディによるドキュメンタリーである「集団訴訟」の映画化。主演はシャーリーズ・セロン。監督は「クジラの島の少女」の女流監督ニキ・カーロ。
セクハラ裁判の先駆けになった事件の映画化であるため、かなり陰湿で重くなっています。シャーリーズ・セロン、今回も汚れ役を体当たりで演じていますが、最近幸薄そうな役ハマリ役になってきていますね。
職場の男みんながいじめているわけではなく、少なからずも疑問に思っている男たちもいて、多勢に無勢で見てみるフリをしている。また実際にセクハラを受けいている女性たちも報復が怖くてだんまりを決め込んでいる。そういう状況の中、ラストの裁判で勇気を振り絞ってスタンドアップする姿はなんか泣けてきます。
またダメダメ親父が組合の集まりで娘を弁護する姿にも涙涙・・・母と息子の愛情にも涙涙・・・
よくある題材(ちと左翼フェミニズム映画ぽいかもしれないが)ながらも脚本と演出がしっかりしており見ごたえのある作品となっています。
次に「THE有頂天ホテル」を見ました。
三谷幸喜監督・脚本の第3作目。彼が得意とするグランドホテル形式のコメディ映画。
23人と一匹のエピソードを絡めながら、最後のカウントダウンパーティに全てが集結していく様は見ていて気持ちがいいし、みんながみんなちょっとだけ幸せになるのもいいです。
確かに面白いのですが、欲を言えば各エピソードの1つ1つが浅く大きな柱がないのが残念。
しかし三谷組の役者を含め、豪華絢爛な共演者たち。いやーーまあこれだけ集めたものです。三谷ファンにとっては隠されたギャグを探すのも面白いです。特に今回は新撰組の面々が出ているため、新撰組ネタがちらほらあってにんまりとできます。
クララ・ビンガムとローラ・リーディによるドキュメンタリーである「集団訴訟」の映画化。主演はシャーリーズ・セロン。監督は「クジラの島の少女」の女流監督ニキ・カーロ。
セクハラ裁判の先駆けになった事件の映画化であるため、かなり陰湿で重くなっています。シャーリーズ・セロン、今回も汚れ役を体当たりで演じていますが、最近幸薄そうな役ハマリ役になってきていますね。
職場の男みんながいじめているわけではなく、少なからずも疑問に思っている男たちもいて、多勢に無勢で見てみるフリをしている。また実際にセクハラを受けいている女性たちも報復が怖くてだんまりを決め込んでいる。そういう状況の中、ラストの裁判で勇気を振り絞ってスタンドアップする姿はなんか泣けてきます。
またダメダメ親父が組合の集まりで娘を弁護する姿にも涙涙・・・母と息子の愛情にも涙涙・・・
よくある題材(ちと左翼フェミニズム映画ぽいかもしれないが)ながらも脚本と演出がしっかりしており見ごたえのある作品となっています。
次に「THE有頂天ホテル」を見ました。
三谷幸喜監督・脚本の第3作目。彼が得意とするグランドホテル形式のコメディ映画。
23人と一匹のエピソードを絡めながら、最後のカウントダウンパーティに全てが集結していく様は見ていて気持ちがいいし、みんながみんなちょっとだけ幸せになるのもいいです。
確かに面白いのですが、欲を言えば各エピソードの1つ1つが浅く大きな柱がないのが残念。
しかし三谷組の役者を含め、豪華絢爛な共演者たち。いやーーまあこれだけ集めたものです。三谷ファンにとっては隠されたギャグを探すのも面白いです。特に今回は新撰組の面々が出ているため、新撰組ネタがちらほらあってにんまりとできます。
by konsun
| 2006-01-14 22:25
| 映画
|
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