「トリック劇場版2」「初恋」
2006年 06月 10日
仲間由紀恵と阿部寛のとぼけた味が売りであるTVシリーズの映画化第2弾。
今回の敵は、超常現象を起こす片平なぎさというのが素晴らしい。この人が出ていると映画自体締まりますなー
まあ相変わらず小ネタ中心で笑わせてくれますが、ホント映画化とは言ってもやっていることはTVのまんまで、何にも気負いが無いのが逆にいい感じ。(ほめてます)
ただ生瀬勝久が全然目立ってないのはなぜ?スケジュールの都合なのかな?生瀬勝久と仲間由紀恵の掛け合いも一つの味なんですけどね。
これで完結とは言わずに、TVシリーズ再開してくれないかな?
次に「初恋」を見ました。
中原みすず原作の同名作品の映画化。
3億円強奪の犯人が女子高生だったという意外なお話なんですが、それより60年代の行き場の無い若者たちの青春像を描いた作品となってます。
特に中核とか安保闘争とか、あの時代は本当に熱い時代だったんですね。さすがに私はまだ赤ちゃんだったので分かりませんが。
時代背景はしっかりしており、特に当時の車やバイクが一杯出てくるのが嬉しい。これって本当に当時のものを使っているそうですが、こういうこだわり好きだなーー
そうそう久しぶりに負のオーラをまとった宮崎あおいが出ており、やっぱ彼女はこっちの方が似合うなと再確認。
実際にオートバイや車に乗るシーンはすべて彼女がやったとか。特にオートバイに乗るシーンは本当に気持ちよさそう。
ただ映画としてみると3億円事件、60年代の青春劇、初めての恋の3本柱が妙に溶け込んでなくてアンバランスな感じでした。つまらないというほどではないけど、もう一度見たいとも思わないな・・・
そうそう小嶺麗奈が胸出してました。ちょっとショック。