「ジョンQ-最後の決断-」を見ました。
アメリカの医療制度、保険制度の問題を風刺したヒューマンサスペンスドラマ。監督はニック・カサヴェテス。
余命数ヶ月の息子の移植手術代が払えず、主治医を脅し、デイゼル・ワシントンが一人で病院内に立てこもり、息子の早期手術を要求するというとんでもないお話。
病院が真っ先にお金のお話を持ち掛ける(どうせこいつら払えないだろうな)のが、意外とリアル。それに何気に会社が保険内容を変えて保険で高額医療費が払えない(上限枠の縮小)もあるあるだな・・・・
無謀な立てこもりも、なぜか人質のみんなが協力のおかげで、成り立つという幸運。院内と外との気温の差も面白かった。
ただ最後はあまりにも上手く行き過ぎていいかこれで!と思っちゃったけどね。
警察側の穏便に済まそうとするロバート・デュヴァルとタカ派のレイ・リオッタの対立もなかなか面白い。それに協力的な人質医者のジェームズ・ウッズとか何気に出演者は豪華だったな・・・