「聲の形」
2018年 08月 25日
身体障害者に対するいじめを描いた作品。
小学校時代率先して聴覚障害の硝子をいじめていたガキ大将の将也。しかし彼女が転校していなくなるといじめの矛先が将也に向いてしまう。そして悲惨な小学校時代を過ごした2人が高校で再会するが・・・・
どの登場人物もクズであり、でも良い所もあるという一筋縄ではいかないアニメ。逆に凄くリアルな感じ。
特にクズなのは、傍観者のクセして他人を非難する優等生みきだったりする。自分に都合が悪くなると他人を貶めて全てそいつのせいにする・・・こういう奴タマにいるから笑えない。
植野も、本音をズバズバ言って相手が傷つくだろうか関係なしに一方的にまくし立てるのもな・・・でも硝子になんでもすぐごめんなさいと謝るのはやめてくれというのもよく分かる・・・会話が成立せず拒絶されているだけだからね・・・
昔いじめた奴を好きになれるか?という疑問も生じましたが、硝子と将也って本当に良く似た二人。全部自分が悪いと背負い込んでしまう・・・こういう似たもの同士は惹かれあうのかもね。
まあよくここまでアニメでやれたなと思いましたが、これ実写でやったらシャレにならないから、逆にアニメで良かったかも。でもこういうアニメは個人的には好きじゃないな・・・