「お嬢さん」
2017年 08月 14日
「お嬢さん」を見ました。
サラ・ウォーターズの小説「荊の城」を原案にしたサスペンス。監督はパク・チャヌク。
なんかとても不思議な映画。舞台は韓国のようで韓国でもなく、日本のようで日本ではない(実際ロケは日本で行われたらしい)、セリフの7割近くが、韓国なまりの日本語であるため、見ていてなんかむず痒い感じ。もう日本人出した方がいいんじゃないか?と思ってしまうほど。
物語は、家を出たいお嬢様とお嬢様の遺産を狙う結婚詐欺師、その結婚詐欺師をサポートするために送られたメイドの3人の思惑が絡むサスペンスであるけど、簡単に先読みできちゃうのが難点。
ただお嬢様を演じたキム・ミニとメイド役のキム・テリの体当たりの演技は素晴らしい。まさか女同士の全裸なラブシーンが見られるとは・・・しかも厭らしいというよりは、とても美しかった・・・ここまでできる日本の女優さんはいないですからね。
最後は韓国独特のエグサ満点ですが、如何にも韓国らしい感じ(笑)
ちなみに春画はこの映画ではエロ・変態扱いされてましたが、純粋に美術品なので、お間違えのないよう・・・あまりにも扱いが酷過ぎた・・・
by konsun
| 2017-08-14 16:26
| 映画
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