「おじいちゃんはデブゴン」
2017年 06月 01日
サモ・ハンが監督と主演を務めたアクション。もうこの題名なら往年のファンならたまらなくて見に行くこと計算している宣伝の方、お見事です!(笑)
ただてっきりコミカルなカンフー映画と思いきや、認知症が始まってきている老人のシリアスな物語だったのが意外でした。
過去に孫を自分の不注意で行方不明にし、家族から孤立している退役軍人役ですからね・・・・ただ大家のおばあさんや隣の少女に優しくされているところでほっとしますが、その少女が親のせい(アンディ・ラウが出ていたのにはびっくり)でマフィアに囚われたと知って単身、アジトに乗り込む様は痛快そのもの。しかもそのマフィアを潰そうと送り込まれたロシアの暗殺者たちまで返り討ちにしてしまう(ロシアもとんだとばっちりだ(笑))
ここがクライマックスなんですけど、さすがにサモ・ハン太りすぎ。それゆえかスローモーション多用はね・・・・しかも関節技多し。痛みが伝わってきそうな感じはちょっと苦手です・・・
そしてびっくり仰天なオチにつながり、何気に終っていくという、まさに香港特有のはちゃめちゃさが出ていて笑えます。まあ映画のデキはそこまで良くありませんでしたが、見ておいて良かったなと思える作品です。
そうそうユン・ピョウが友情出演してました。とても懐かしい・・・