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おきらくごくらくに日々起こったことを書き連ねていくブログ


by konsun
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 アンジーは私の理想の男性だった! ~ヤマザキマリ「はみだしっ子」を語る~

 ~没後20年展~ 三原順 復活祭のイベントの一つである
 アンジーは私の理想の男性だった! ~ヤマザキマリ「はみだしっ子」を語る~
 に行ってきました。

 場所は明治大学駿河台キャンパス リバティタワー6階 1063教室。
 30分前に到着しましたが、既に席は7割方埋まってました。
 だいたい250人程入るホールでしたが、開催時には立ち見が出るぐらいの大盛況。
 女性が7割以上占めてましたが、意外に男性も多かったのが驚き。てっきり私ぐらいかと思っていた(笑)

 基本ヤマザキマリさんと漫画研究家のヤマダトモコさん、本展示会の主催者の方のトークショーでした。
 いやーヤマザキマリさんはテルマエの作者としか知りませんでしたが、ボーイッシュで美しい方で、しかもしゃべりが上手くて驚きました。
 話の内容は
・アンジーはアハンである(笑)
・アンジーほど魅力あふれるキャラはいない。軟弱そうだけどマッチョである。
・女性的な強さを持つほど男らしい。(ヤマザキマリさんの好み?)
・女性はマルチタスク、男性はシングルタスク
・サーニンのような男性は多いけどアンジーみたいな男の人は少ない
・アンジーの優しさは、母親に捨てられたけどその愛情は理解できているせい?他の3人は親から精神的肉体的に虐待されていたから・・・
・グレアムとマックスはあまり好きではない?黒髪、金髪と呼んでた(笑)
・ヤマザキマリさんは母子家庭で母親がビオラ奏者で、その道に子供を進ませようとかなりのスパルタ教育を受けていた。そのためグレアムの気持ちが良く分かる。
・ヤマザキマリさんは中学生で、一人でヨーロッパに行かされた。ある意味はみだしっ子の世界そのまま?
・こんなにさまざまな大人を描いた作品はない。病んでいる大人ばかり(笑)
・グレアムのおばさんの死にざまがホラーである(笑)
・4人の異なる視点で、大人の世界を立体的に描いているところが凄い。
・はみだしっ子の舞台はイギリスでしょう。
・雪の違いを描き分けられている。三原順が北海道育ちのせい?
・漫画ではなくこれは小説。1ページに入っている情報量がはんぱじゃない。
・外国にこの漫画を紹介したいけど、外国はまだまだ漫画というのに抵抗がある。

 まだまだ拾えてないエピソードが多いですけど、2時間弱のトークショウでしたが、内容的には濃かったので、ホント良かったです。
by konsun | 2015-04-04 19:06 | マンガ | Comments(0)