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おきらくごくらくに日々起こったことを書き連ねていくブログ


by konsun
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「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」

 「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」を見てきました。
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら」_d0110274_21232750.jpg

 岩崎夏海の大ベストセラー小説を映画化。監督は田中誠。
 原作は未読ですが、野球部のマネージャーの本を探しにいったら、経営学のマネージメントの本を買ってしまったという笑える展開から、では実際に野球部のマネージメントとは経営マネージメントと違うのか?という発想の転換から色々なものが見えてくるという展開はお見事でした。ホント着眼点が素晴らしい。“野球部”や“野球部の顧客”の定義から始まり、“マーケティング”や“イノベーション”に取り組む姿勢はとても新鮮でした。

 もともと原作がしっかりしているので、映画自体が多少ふざけた展開でも、キッチリ楽しめました。まあ物語の展開上コテコテになるのはしょうがないけど(でも油断していたので後半はかなりやばかった・・・)、それでも爽やかな青春映画だと思います。
 主役の前田敦子は、まあ頑張っていたけどちょっと浮いた感じがしてしまうのがね・・・彼女の親友役の川口春奈が意外に良かったです。また大泉洋も気弱な監督を上手く演じてました。

 ちょっと残念なのは、エース役の瀬戸康史の投球フォームがまったくなっていない(あれだと肩だけで投げている・・・)ので、肝心な野球シーンが嘘っぽく見えちゃったことかな?まあ野球経験がまったくないと言っていたけど、それでも酷すぎる・・・
 
by konsun | 2011-06-21 15:12 | 映画 | Comments(0)