「クヒオ大佐」
2009年 10月 10日
「母はエリザベス女王の妹、父はカメハメハ大王の末裔」などと語り数々の女性を騙した、実在の結婚詐欺師をモデルにした映画。この詐欺師を堺雅人が好演。彼のあのいつもの怪しい笑顔が、妙に詐欺師役に似合っておりナイス配役!と思っちゃいました。
詐欺師なのに逆に海千山千のホステスにカモにされそうになるところや、騙していた女の弟(新井浩文が好演)に脅されるところとかは、大笑いしたんですけど、妙に幼児虐待された悲しさも浮き彫りにされており、笑わせるつもりなのか、真面目なお話なのか、ごちゃごちゃになっており、ある意味人を選ぶ映画かもしれません。
余談ですが、満島ひかりと安藤サクラが同じ職場の同僚で出ていたので、ちと驚きました。まさに「愛のむきだし」コンビですね(笑)