「女囚さそり 第41雑居房」
2008年 12月 26日
女囚さそりシリーズの第2弾。
お話はちゃんと前作と繋がっており、1年もの長い間営倉入りであったさそりが、混乱に動じて女囚の仲間たちと脱走するという逃亡劇となっております。
今回さそりはほとんどしゃべらず(まあほとんど前作でも台詞は少ないだけど)傍観する立場におり、脱走仲間の5人の女囚のエピソードがメイン。特に凄かったのが白石加代子。この人めちゃ怖い・・・(笑)顔も怖いが演技もまさにアングラ劇団風であり、彼女の芝居のシーンには、寺山修二の作品かと見まがうほど幻想的で異様でした。
また、さそりを強姦した看守:小松方正の死に方のエグさ(全裸にされ局部に杭刺されている)。強姦され死んだ女囚の怨念か?滝が真っ赤に染まるシーンの凄さ。とホント退屈しません。
ただ今回は、今まで恨みのあった看守や所長を倒してしまったので、次回はどうするのか?心配です(笑)