「猫が教えてくれたこと」
2017年 12月 14日
トルコのイスタンブールを舞台にした野良猫のドキュメンタリー。監督はチェイダ・トルン。
この映画猫好きじゃないと見るのはかなりキツイかもしれません。大の猫好きである私ですら後半眠気をこらえるのが精一杯(笑)
なんかナレーションが単調なんですよね。これがもしNHKのダーウィンが来た!ならもっと盛り上げてくれただろうに。
でもイスタンブールという古い町と野良猫たちは凄く似合ってました。そこで暮らしている人も猫ととても良好な関係をもっており、ちょっとうらやましい。野良猫もかまって欲しい時や餌をもらえるときだけコビを売りに来て、目的達成したらしれっと帰ってしまうところが如何にも猫らしい。
犬は人間を神と思っているけど、猫は神は別にいて人間はその神の代理人と思っている。というのはなんとなく分かります。
精神を病んでいる人やどん底に落ちた人が猫に癒され立ち直ったというエピソードはちょっとクドかったかも?特に落とした財布は貰っていいんだ!という国民性の違いには笑ったけど。
ちなみに恵比寿ガーデンシネマは2011年に閉館。2015年に復活を果たしたのですが、私個人的には閉館以来の来場となり6年ぶりとなります。全然変わっていない印象で落ち着いて見れるいい映画館です。