「僕のワンダフル・ライフ」
2017年 10月 03日
W・ブルース・キャメロンのベストセラー小説「野良犬トビーの愛すべき転生」の映画化。監督はラッセ・ハルストレム。
何度も転生を繰り返しながら、元の飼い主に辿り着く犬の生涯を描いた作品。
猫派である私でも、この犬は本当に可愛らしい。少年が成長し犬と離れ、そしてその犬の死を迎える様は日常的でありながらも泣かされます・・・
それから警察犬に転生したり、可愛らしいコギーに転生したりしますが、飼い主を幸せにしたい想いは変わらず、健気さが愛しすぎます。
そして元の飼い主との奇跡的な再会。お互い記憶を取り戻すボール投げのシーンは泣かせます。そして飼い主に飛びっきりの幸せをもたらすあたりは、出来すぎでありながらでも涙涙涙・・・(人によってはアコギすぎるかもしれませんが・・・)
ちょっと犬がおしゃべりしすぎなところもありますが、(声はアナ雪のオラフ役のジョシュ・ギャッド)まあこれはこれでいいのかもしれません。
年老いた飼い主をデニス・クエイドが好演。シワシワのお年寄りになってもあの満面の笑顔はとっても素敵。もうこれだけで泣かされました。まさにキラースマイル。若い頃から変わっていません。